2011年01月17日
ゴスペルを聴く。
今日は何の日~!
阪神大震災から16年経った日であり、
うちの姉の誕生日であり、
アメリカでは、マーティンルーサーキングJr.牧師の誕生を祝った祝日である。
正確には、キングの誕生日(1月15日)に近い毎年1月第3月曜日を「マーティン・ルーサー・キング、ジュニア・デー」(Martin Luther King, Jr. Day)として祝日としている。
その彼の祝日を祝って、近くの教会でゴスペルのコンサートが行われているということで、聴きに行った。
歌っていたのは [Marble Community Gospel Choir]
http://www.youtube.com/watch?v=yBETzXusuGM&feature=player_embedded


素晴らしいコンサートでした。
ボイスコントロールが効いた歌い方は、さすがアフリカンアメリカンの音楽だな~。聴きながらうなってしまった。めちゃめちゃ難しい曲もサラッと歌うあたりが、鳥肌ものでした。
余談ですが、
キング牧師は暗殺され、78歳の生涯を閉じます。
その暗殺の前日に彼が行った演説は、まるで死を予測していたかのようなもの(以下抜粋)
僕は個人的に、この演説が好きです。

…前途に困難な日々が待っています。
でも、もうどうでもよいのです。
私は山の頂上に登ってきたのだから。
皆さんと同じように、私も長生きがしたい。
長生きをするのも悪くないが、今の私にはどうでもいいのです。
神の意志を実現したいだけです。
神は私が山に登るのを許され、
私は頂上から約束の地を見たのです。
私は皆さんと一緒に行けないかもしれないが、
ひとつの民として私たちはきっと約束の地に到達するでしょう。
今夜、私は幸せです。心配も恐れも何もない。
神の再臨の栄光をこの目でみたのですから。
ゴスペル音楽を歌わせていただく機会を人生にもらった者の1人として、個人的な意見だけれども、
ゴスペル音楽が伝える事、その歴史、精神性、時代、人・・・など、多くの事がある。
現在の日本では、もう20年も前にブレイクした「天使にラブソングを」の映画を川霧に今でも多くの人が興味を持ち、全国で多くのクワイアが活動している。
豊かな国、日本。
しかし、その豊かさを享受できない人の多さ、精神的に病まなければならない人の多さ、自殺者の多さなどを見て行くと、今の日本だからこそ、奴隷制の時代に明日への希望を見いだすために歌い継がれた黒人霊歌(ゴスペル音楽)が必要な気がする。
僕はクリスチャンではないけれど、
ゴスペル音楽を歌う事で、励まされ、導かれ、生きる力をもらっている。
その感動が、何かの「形」にできたらいいな、と思う。その、なんていうか、下世話な発想かもしれないけれど、多くの人に宗教を超えて、生のゴスペルに触れてもらえる機会を作りたいという意味での「形」ね。
まずは今回の渡米のメイン目的である2月11日からの、ゴスペルツアー。
そこで多くの学びに出会ってきたいと思います。
長々すみません〜
阪神大震災から16年経った日であり、
うちの姉の誕生日であり、
アメリカでは、マーティンルーサーキングJr.牧師の誕生を祝った祝日である。
正確には、キングの誕生日(1月15日)に近い毎年1月第3月曜日を「マーティン・ルーサー・キング、ジュニア・デー」(Martin Luther King, Jr. Day)として祝日としている。
その彼の祝日を祝って、近くの教会でゴスペルのコンサートが行われているということで、聴きに行った。
歌っていたのは [Marble Community Gospel Choir]
http://www.youtube.com/watch?v=yBETzXusuGM&feature=player_embedded

素晴らしいコンサートでした。
ボイスコントロールが効いた歌い方は、さすがアフリカンアメリカンの音楽だな~。聴きながらうなってしまった。めちゃめちゃ難しい曲もサラッと歌うあたりが、鳥肌ものでした。
余談ですが、
キング牧師は暗殺され、78歳の生涯を閉じます。
その暗殺の前日に彼が行った演説は、まるで死を予測していたかのようなもの(以下抜粋)
僕は個人的に、この演説が好きです。

…前途に困難な日々が待っています。
でも、もうどうでもよいのです。
私は山の頂上に登ってきたのだから。
皆さんと同じように、私も長生きがしたい。
長生きをするのも悪くないが、今の私にはどうでもいいのです。
神の意志を実現したいだけです。
神は私が山に登るのを許され、
私は頂上から約束の地を見たのです。
私は皆さんと一緒に行けないかもしれないが、
ひとつの民として私たちはきっと約束の地に到達するでしょう。
今夜、私は幸せです。心配も恐れも何もない。
神の再臨の栄光をこの目でみたのですから。
ゴスペル音楽を歌わせていただく機会を人生にもらった者の1人として、個人的な意見だけれども、
ゴスペル音楽が伝える事、その歴史、精神性、時代、人・・・など、多くの事がある。
現在の日本では、もう20年も前にブレイクした「天使にラブソングを」の映画を川霧に今でも多くの人が興味を持ち、全国で多くのクワイアが活動している。
豊かな国、日本。
しかし、その豊かさを享受できない人の多さ、精神的に病まなければならない人の多さ、自殺者の多さなどを見て行くと、今の日本だからこそ、奴隷制の時代に明日への希望を見いだすために歌い継がれた黒人霊歌(ゴスペル音楽)が必要な気がする。
僕はクリスチャンではないけれど、
ゴスペル音楽を歌う事で、励まされ、導かれ、生きる力をもらっている。
その感動が、何かの「形」にできたらいいな、と思う。その、なんていうか、下世話な発想かもしれないけれど、多くの人に宗教を超えて、生のゴスペルに触れてもらえる機会を作りたいという意味での「形」ね。
まずは今回の渡米のメイン目的である2月11日からの、ゴスペルツアー。
そこで多くの学びに出会ってきたいと思います。
長々すみません〜
Posted by capibara散歩日記 at 12:21│Comments(0)
│アメリカ一人旅