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2009年07月24日

デフ・パペットシアター・ひとみ

今日はなんとなく、家にいた。
「いいとも」を見ながらお昼ご飯を食べ、テレホンショッキングの相手が「さんま」で、49分まで続いたさんまとタモリの掛け合いに笑いながらぽ~っとしていた。
CMをはさんで、通常のコーナーになった時に、お笑いの天津がゲストに出てきた。

天津木村が大嫌い。
見るだけで不愉快な彼らを見ないために、チャンネルを変えた。


すると、普段は素通りするNHKで、なにやら面白そうなシーンが。

中学生が輪になって、紙ボールを投げている。
言葉を使わずに、次に投げる人に向かって、次々にボールを投げていた。

それは、耳の聞こえない人が耳の聞こえる人と一緒に人形劇をしている団員の方が、中学校で招かれた時のワークショップの様子だった。


僕は、大学生の頃、学内にいた耳の聞こえない学生と一緒に講義を受け、「要約筆記」「ノートテイク」という活動をしていた。
耳の聞こえない学生を間に、耳の聞こえる学生が2人が10分交代で、先生が話す内容を書き留めて、もしくはパソコンで文字化するという作業をするのだ。

音声を文字化するだけで、耳が聞こえないことはハンデじゃなくなるのだなぁ、と思った。

だから、世の中で「障がい」とされることは、実は障がいではないのだな、と思うんだ。



ま、それはいいとして、その後、聾学校へ、人形劇を上演するために訪問していたんだけれど、その劇中にされていた情熱感溢れる手話に見入ってしまった。
デフパペットシアターひとみ http://deaf.puppet.or.jp/





上演終了後に、見ていた子ども達の感想が
「火が怖かった」
「とっても嬉しいです」
「火の場面がこわかった」

とか。
子ども達が素直に感じて、それを感じたままに言っている感じが、なんだかとっても嬉しくて、テレビの前で泣けた。
また、劇団員の方々の想いが、しっかりと子ども達に伝わっている感じが、とっても嬉しくて、また泣けた。


いつか、沖縄に招いて、
耳の聞こえるひとも、
耳の聞こえないひとも、
一緒に見たいと思った。

子どもも、大人も一緒にね。


NHK教育『ろうを生きる難聴を生きる』
 デフ・パペットシアター・ひとみが取り上げられます!
   デフ・パペットの30年の歴史と今を伝えます。

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   放映日:7月17日(金) 12:45~13:00
         19日(日) 19:30~19:45
         24日(金) 12:45~13:00
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Posted by capibara散歩日記 at 13:52│Comments(0)
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